推薦図書(専門書)
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2018年にはテレビドラマ化もされ話題になりました。これは、社会人1年目の主人公が配属されたのは、あるまちの区役所の生活課でした。生活保護のケースワーカーとして、様々な困難を抱える生活保護受給者の人生に向き合い、奮闘、成長していく物語です。
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著者は長年ソーシャルワーカー、そしてソーシャルワーカーを育てるための教員として活動していました。その経験を基に事例を交えながらこの仕事の内容や取り組むべき姿勢について書かれています。ソーシャルワーカーになりたいと思っている方は是非とも読んでいただきたい一冊です。
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医療事務は、幅広い年齢層の患者様や様々な職種のスタッフとかかわる仕事です。 その中でも特に重要な『コミュニケーション』に焦点を当て、患者接遇から現場での実践対応までケースに触れながら接遇について学べる図書です。
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著者の2人は、今もっとも有名なソーシャルワーカー(社会福祉士)です。ソーシャルワーカーの仕事をわかりやすく解説するだけにとどまらず「どのように仕事をしたらいいのか」「ソーシャルワーカーはこんな役割を担うのですよ」という熱いメッセージが伝わってきます。
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『いのちの使いかた』
105歳で亡くなられた日野原重明先生。内科医師である先生は、長年わが国の福祉・医療・看護領域をけん引されていました。医師としての実践のみならず『生きかた上手』等のエッセイ上梓も積極的にされていました。この書に限らず、福祉・医療の専門職を目指す皆さんには、先生の著書に触れ、思いを深めてほしいと思っております。
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この本は、相手と良い関係を結び、ともに良い時間を過ごすための基本的な考え方とその方法について、とりわけ認知症の方への介護を中心に書かれています。やさしさを伝える技術がわかりやすく紹介されています。
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全人的福祉・医療を語るとき「QOL」を避けることはできません。「生命の質、生活の質、人生の質というように訳すのだけど、具体的な場面ではどうなのか?」という機会が多くあると思われます。本書は公式的につなげがちになる「QOL」について、哲学(生命倫理学)者としての立場から、じっくり腰を据えながら展開されています。
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この本では、平均的な年収の人でも、生活保護レベル以下の“下流老人”になってしまう危険性とその対応策について、日本の高齢者の現状から書かれています。高齢者の生活に関わる仕事を目指す人だけでなく、自立した生活を目指す人にもぜひ読んでおいていただきたい一冊です。
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認知症を遅らせるためには 不可欠なこと 、それはケアであり、そのケアから情報を 医療に活かすことです。ケアが命に向き合い、そこから情報をフィードバックされることで医療は支えられています。認知症ケアを支援している人と医療が協力することの大切さをぜひ学んでください。
推薦図書(一般書)
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100万冊突破したベストセラーです。「聞く力」はコミュニケーションの一番大切な力です。毎日の生活にすぐに生かせるのはもちろん、これから先の将来に活かせるエッセンスがたくさん詰まっています。
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『理科系の読書術 インプットからアウトプットまでの28のヒント』
「読書ってどうしても苦手」と悩んでいる皆さんも多いと思います。京都大学の教授である著者の実践から「このように読んだらどうか」というヒントがこの書に詰まっています。理科系、と断っていますが、社会科学系でも学べることが多いと思います。
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NHKの「クローズアップ現代」のキャスターを長年務めた著者がその回顧録に留まらず、キャスターとしての社会的意義を問いながら、進められています。それは一貫してブレない姿勢等が印象的です。「言葉の力を信じて」「問い続けること」は、対人援助職を目指していく私たちにも学ばされることです。
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『大学で大人気の先生が語る<失敗><挑戦><成長>の自立学』
著者はある大学の先生をされています。その先生の専門領域と教員経験を通して日々の大学生を見ながら思われ、そして伝えたいさまざまな「コト」がわかりやすく書かれています。これから大学生活を送る人、大学生活に憧れている人に必ず読んでほしい一冊です。
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「“ザイセイ”って、難しくてややこしくて」とかくこのように言われます。この書は新進気鋭の経済学者が、複雑な財政のしくみを紹介するだけではなく、「君たちの未来のために」という副題をつけ、これらのことに少しでも興味をもち、将来に向けて何が必要なのかというヒントを与えてくれています。
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いのちの灯が消えるということはどういうことなのか。病を得た時、患者と医師はどのような関係を築くべきなのか。 余命をいかに充実させるか。「老い」をどのように生きるか。「どう死ぬか」は「どう生きるか」と同じこと。最後の一日まで“生きがい”を持つ生き方を提案しています。
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こ の本では、ベテランから新進気鋭まで13人の学者が、それぞれの専門分野の視点から「こころ」を切り口に、現代社会が抱える問題を読み解くヒントを提示しています。テーマは行動経済学、幸福論、希望の持ち方など多岐にわたります。
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『これを知らずに働けますか? 学生と考える、労働問題ソボクな疑問30』
社会保障・社会福祉を支えていくには「私たちが働くこと」が前提になってきます。その「働く」ことについて、最近は「ブラック企業」「働き方改革」等々言われてきています。主体的に「働き手となる」準備も学生時代にしていかなくてはいけません。この書はそういったモヤモヤしたものを解決する一助になると思います。
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『くじけないで』
栃木市に生まれ、結婚後一人息子を育て、夫が亡くなってからは20年以上宇都宮市で一人暮らしをしていました。詩を92歳から始め、生きる夢をもらえる詩集です。人生の大先輩の言葉は、心が優しくなる一冊です。